タラバガニー設計局stalins.clubNOTE/notes/ai-automation-execution-paradigms

AI自動化の実行パラダイムを分解する

AIによる業務自動化を「Browser UseかAPIか」だけで整理すると、本質的に異なる問題が一つの軸に潰れてしまう。少なくとも次の三つを分けて考える必要がある。

  1. 手順を誰が作るか — 人間がSOPを書くのか、AIが環境を探索して手順を発見するのか。
  2. 推論をいつ行うか — 実行のたびにLLMが判断するのか、構築・修復時だけLLMを使い通常時は固定されたプログラムを実行するのか。
  3. 何を通じて実行するか — GUI、DOM、WebMCP、MCP/API、CLIなど、対象システムとのインターフェースは何か。

この三軸は直交する。Playwrightプログラムはブラウザを操作するが、実行時にLLMがクリックを逐次判断するBrowser Agentとは異なる。反対に、APIを使っていても毎回LLMが計画を立てるなら、実行時推論型である。

このシリーズでは、次の論点を分けて扱う。

重要なのは、「AIが仕事をする」という表現には少なくとも二つの意味があることだ。一つはAIを作業員として実行時ループに置くこと、もう一つはAIを自動化エンジニアとして探索・実装・修復に使うことである。両者は競合するだけでなく、前者から後者へ移行する構成も考えられる。

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