タラバガニー設計局stalins.clubNOTE/notes/go-rc-intervals-122-127

Go 1.22〜1.27 の RC 間隔

Go 1.22 以降の RC と正式版の間隔を並べると、Go のリリース候補版が「毎週出る」のではなく、必要な修正と正式リリース予定日に合わせて切られていることが見える。

世代RC / 正式版区間の日数RC1→正式版
Go 1.22RC1 2023-12-19 → RC2 2024-01-24 → 1.22.0 2024-02-0636日 → 13日49日
Go 1.23RC1 2024-06-21 → RC2 2024-07-16 → 1.23.0 2024-08-1325日 → 28日53日
Go 1.24RC1 2024-12-13 → RC2 2025-01-16 → RC3 2025-02-05 → 1.24.0 2025-02-1134日 → 20日 → 6日60日
Go 1.25RC1 2025-06-11 → RC2 2025-07-08 → RC3 2025-08-06 → 1.25.0 2025-08-1227日 → 29日 → 6日62日
Go 1.26RC1 2025-12-16 → RC2 2026-01-15 → RC3 2026-02-04 → 1.26.0 2026-02-1030日 → 20日 → 6日56日
Go 1.27RC1 2026-06-18 → RC2 2026-07-07 → RC3 2026-08-1319日 → 37日正式版未リリース

日付は golang-announce の各リリース告知と Go の Release History を基準にした。Go 1.27 RC3 は GitHub の go1.27rc3 tag と VERSION ファイルでも確認でき、VERSION の生成時刻は 2026-08-11、GitHub 側の更新は 2026-08-13 になっている。

目立つ外れ値

Go 1.23: RC2→正式版が28日

1.23 は RC3 が存在せず、RC2 から正式版まで 28 日空いている。これは「28日間リリースできない問題があった」と読むより、Go の RC は定期発行ではなく、必要なときだけ追加される にある公式運用どおり、RC2 が十分安定していたので追加 RC を切らず、August week 2 の正式リリースまでテスト期間として使ったと考えるのが自然である。

Go 1.24〜1.26: RC3→正式版がすべて6日

この3世代は RC3 が正式版のちょうど6日前に出ている。RC3 はいずれもセキュリティ修正を含んでおり、通常の周期的な RC というより「正式版直前に critical fix を取り込んだ最終候補」という性格が強い。詳しくは 最近の Go RC3 はセキュリティ修正と強く結びついている

Go 1.27: RC1→RC2 が19日、RC2→RC3 が37日

直近の完成5世代では RC1→RC2 は 25〜36日だったので、19日はかなり短い。一方、RC2→RC3 の37日は最長である。ただし Go の追加 RC はそもそも定期発行ではないため、37日という数字自体を「RC3の遅延」と解釈するのは適切ではない。

1.27 RC2 はセキュリティ修正を含んで 7月7日にリリースされ、その後 RC3 が8月13日に切られた。現在のリリース時期の読み方は Go 1.27 は RC3 後の最終局面にいる に分離した。

出典

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