タラバガニー設計局stalins.clubNOTE/notes/go127-release-timing

Go 1.27 は RC3 後の最終局面にいる

2026-08-18 時点で Go 1.27 は go1.27rc3 まで到達している。GitHub の golang/go repository では go1.27rc3 tag が存在し、VERSION ファイルの生成時刻は 2026-08-11、GitHub 側の更新は 2026-08-13 になっている。

直近の実績は Go 1.22〜1.27 の RC 間隔 のとおりで、Go 1.24 / 1.25 / 1.26 はすべて RC3 の6日後に正式版が出ている。

  • Go 1.24 RC3: 2025-02-05 → 1.24.0: 2025-02-11
  • Go 1.25 RC3: 2025-08-06 → 1.25.0: 2025-08-12
  • Go 1.26 RC3: 2026-02-04 → 1.26.0: 2026-02-10

同じパターンを単純外挿すると、Go 1.27 RC3 が 2026-08-13 なので 2026-08-19 前後が最もそれらしい。

これは公式日付ではなく、直近3世代の経験則による予測である。

1.27 は少し変則的

Go 1.27 は RC1 が 6月18日、RC2 が 7月7日、RC3 が 8月13日で、RC1→RC2 は19日、RC2→RC3 は37日だった。

直近の完成5世代では RC1→RC2 が25〜36日だったため前半はかなり短く、RC2→RC3 は逆に長い。ただし Go の RC は定期発行ではなく、必要なときだけ追加される のとおり追加 RC は定期発行ではないので、37日をそのまま「RC3が37日遅れた」と見るべきではない。

Go team は7月末の Release Status で Go 1.27.0 まで「about 2 weeks」としており、当初は8月第2週付近の通常スケジュールを維持する意図だったことが分かる。その後 RC3 が8月13日に切られたため、少なくとも当初見込みより最終安定化が後ろに寄ったと見ることはできる。

直近の Go 1.24〜1.26 では RC3 が security / critical fix と強く結びついている。この傾向については 最近の Go RC3 はセキュリティ修正と強く結びついている を参照。

予測に使うべきシグナル

Go の正式リリース時期を読むときは、単純な「RC1から何日経ったか」より次の順で見る方がよい。

  1. 公式の August / February week 2 という目標
  2. Release Status で示される残り期間
  3. RC3 が出たかどうか
  4. RC3 後に新しい release blocker / critical fix が出ていないか

特に直近3世代では RC3→正式版がすべて6日なので、RC3 は現在かなり強い直前シグナルになっている。ただし新たな blocker が出れば当然崩れる。

Go 1.27 の機能面、とくにジェネリクスメソッド周辺については Go 1.27 ジェネリクスメソッド 調査ノート に別途まとまっている。

出典

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